だって相手はキューバだよ！ (日本2-4キューバ)

北京オリンピック 野球 : nikkansports.com
ダル４失点で日本が初戦落とす

　１次リーグが開幕し、金メダルを狙う日本はアテネ五輪優勝のキューバに敗れ、黒星発進となった。 　先発したダルビッシュ（日本ハム）が制球に苦しんで５回途中４失点で降板。打線も前半は川崎（ソフトバンク）がチャンスメーカーとなったが、後半は継投にかわされた。 　星野仙一監督は「ダルビッシュはみんなが見ての通り。緊張感の中で、本来の投球ではなかった。次もあるから、切り替えて、しっかりやってもらう」と話した。

相手はメジャーリーガー級の実力者がゴロゴロいるアマ世界最強のキューバ。
負けてそんなに落ち込む相手じゃないでしょ。
ただ元々懸念してた事がちょっとばかり露になりかけたところが気になった。

 

メンバー構成は監督によってやりたい野球が違うわけだから、それそのものに関してモノを言うのはお門違いな事。
ただその中でも言いたいのは、このチームには「流れと空気を変える一発ないしプレーが期待できるプレーヤー」がいないように感じる。
唯一それが期待できるのは宮本なんだけど、彼は先発で出てしまっている事で相対化してしまっているようにも見えちゃうんだよね。

まぁそれをこの期に及んで言ってもしょうがないから、この予選の間にそれに代わるラッキーボーイ的な存在を見つける事が重要かも。

ただ悪い事だけじゃない、良い事もあったよ。

まず成瀬。
ダルビッシュからマウンドを譲り受けていきなり2ベースを浴びたけど、その次の回に見せたストレートとスライダーのキレはまさしく良い時の成瀬だった。
あのキレがコンスタントに出せるコンディションが戻ってきてるなら、予選のどこかで先発させても良いかもしれないね。

それと田中マー君。
彼がコールされた時はかなりホントに「大丈夫かぁ～？？」なんて思ったけど、どうしてどうして…ストレートもスライダーも良く切れてたよね。
まぁあえて言えば余計にランナーを出しちゃったところが気になったけど、そこは順応性の高いキューバのバッターが相手だからしょうがないところか。

さてさて、今日は台湾戦。
オランダ戦のスコアを見てもフツ～にやればまず負ける事はないと思うけど、とにかくは星野監督の言うとおりスパッと切替えて気持ちよく勝ちたいよね。

あっ、最後にもうひとつ興味を持っている事が…藤川のストレートは世界で通じるか。
何せWBCの時がねぇ。。。

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