黒磯

本当だったら今夜のガンバ戦に備えて気合を入れてるはずだった今、いるのは栃木県の黒磯駅。

カミさんの身内にお祝い事があって、それをご丁寧に平日にしてくれたときた。
今まで先月までいた品川に比べれば国立なんてホントご近所さんだというのに…うまくいきませんな。

 

今回、郡山までは久々にオール東北本線で行ってみようと思い、12:21上野発の列車に乗った。
これまで宇都宮までなら何度となく下で来てるんだけど、今日は時間に余裕があったもんだから挫折せずに(？)宇都宮からも乗り継いで来た。

この黒磯駅はそうしないと通れない駅。

駅前には温泉まんじゅうの店とかが軒を並べて…たんだけど、ここもすっかり廃れちゃったかな。
数ヶ月前、諏訪に行った時も感じたけど、こうなってる原因のひとつはなんといっても電車も道路も整備された事だろうね。
だって黒磯はもともと温泉郷とか高原に行く人にとっての玄関だったはず。
でもここだったらやろうと思えば日帰りでも全然遊べちゃうもんね。
つまり宿泊を伴わせるには(東京から)近すぎちゃってるわけよ。

すくなくともこの10年、けっこう色んなとこ出掛けたりしてるけど、温泉郷らしく温泉まんじゅうとか卵をふかす湯気が漂った温泉郷ってところを見た事も行った事もない。
実際にめちゃ貴重な光景になってしまってるんだろうか？

弁当売りがすっかり姿を消してしまった黒磯駅の1番線で、そんな事を考えてた。

(おまけ)
田舎を走る電車って、ドアが手動になってる事が多いじゃん。
夏の暑い日にはホントにありがたい。
おかげで電車ん中はずっと涼しかったよ。

黒磯駅

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