宮本が取り上げられてた「情熱大陸」

この前の日曜にやってた情熱大陸を今さらになってみた。

見ていて思い出したのはトルシエの言葉･･･

ここに選んだメンバーは日本で最も優れた23人を意味しない。
だが私は、最高のチームとしてこの23人を選んだ。
必要なのはスタートから試合に出るのが15人、サブとして4～5人、
そして試合に出るチャンスが少なくても決して気持ちの折れない選手が2～3人。
これがチームだ

02年の選手選考時に語った言葉だけど、この話の中にある2～3人とは
言うまでも無くゴンと秋田の事。

今回のW杯期間中に宮本は三浦淳に助け舟を求めたみたいだけど、
結果的には三浦淳しかり精神的に選手たちを支える選手が必要だったって事だよね。

たしかに今回は02年の時のメンバーがほとんどを占めてたっていうのがあって、
年齢とプロサッカー選手としての経験がみんな同じレベルにあったといえる。
(ナカ～タは世界レベルっていう基盤で試合をした経験があるっていうものだし)
だけど年代が同じっていう事は、これまでサッカーをしてきた中での人生経験も
同じだったというわけで･･･。

98年フランスが優勝した時にはデシャンがいて、相手ブラジルにはドゥンガがいた。
02年ブラジルが優勝した時にはカフーがいて、相手ドイツにはカーンがいた。
(そして今回優勝したイタリアには･･･イタリアには･･･あれ？誰がそれにあたる？？
インザーギ？デルピエロ？？ガットゥーゾ？？？)

やっぱりうまくオーガナイズされてるチームって、単純に技術だけじゃなくってメンタルも
ケア出来るように作られてるんだよね。
それを考えると、02年のブラジル・ドイツはレギュラーメンバーの中にその役割を担える
カリスマ性を持ち合わせた選手がいたって事か。

サッカー選手の寿命は短いっていうけど、だけどその反面安息に入る事を許されない
ベテランもいっぱいいるって事だよね。

だからフミさんにはまだまだずっと東京にいてもらわなければ。。。

それはそうと、肝心な部分がかなり端折られてなかったかい？
中田の「ラインをもっと上げろ！」に相対する宮本の主張は？？