これが市原･･･？

今日は市原vs磐田の首位攻防戦。このカードを観るためにわざわざTVつけたのは
初めてだったよ。

ここ2年程、市原が若手の台頭もあって上位を脅かすようになったのは知ってるんだけど、
まさか優勝争いの主役になるなんて思ってもみなかった。
オレの中にある市原のイメージっていうのは毎度J2降格寸前で踏ん張ってるっていうもの
だったからさ。

まず試合を観ての所感を言うと、今期観たJリーグの試合では文句なしのベストゲーム！
市原がここまで素晴らしいゲームを見せてくれるとは思わなかったよ。

磐田の毎度おなじみ短いパスをつないで前線までリズミカルにボールを運ぶ戦術に対して、
今日の市原はどちらかというとカウンターと二次攻撃をしかけていく戦術(普段がどんな感じなのかは分からないが)だったね。

　今日の試合しか観ていないが、市原は文句なく「首位を張る資格のあるチーム」だった。
というのも、相手ゴールに攻め込んでいく迫力が違う！あのボールを奪ってからの展開の早さと
ゴール前での2次・3次攻撃は完全に磐田を圧倒していたね。
チェ・ヨンスにおんぶにだっこのチームかと思ってたらとんでもなかったよ。
ミリノビッチ・サンドロの強力な両CBからポストになるチェ、前線にボールを運ぶ阿部を中心にした
中盤がしっかり機能していて、キチッとした得点パターンを持っているチームに仕上がってるね。
特に後半20～40分位まではそれが顕著であのジュビロにサッカーをさせてなかったもん。
監督しだいでここまで変わるもんかって思うよ。
(ちなみに市原の監督はイタリアW杯でピクシーを一躍スーパースターに押し上げた立役者)

ジュビロは相変わらず上手すぎる。
特に今日は上質なサッカーに加えて闘志が前面に出てたって感じ。
名波なんか前半から飛ばしに飛ばしてタックルをズバズバ決めてたもんね。
後半サンドロに勝ち越しのヘッド決められても、直後に点取り返すところなんかはやはりジュビロ。
試合巧者って感じがしたなぁ。
やっぱツボを押さえてるよ。

　結果は引き分けだったけど、あの緊張感･･･昨年のW杯・日本vsベルギー戦を
彷彿させるものだったって言っても過言じゃない内容だったよ。