SSブログ

五輪閉会…結局のところ中国は国際的評価を下げただけでは? [スポーツもろもろ]

これからしばらくは夜競技中継がなくなっちゃうのが寂しく感じるだろうね。 

北京オリンピック 五輪一般 : nikkansports.com
ベッカム登場で閉会式は最高潮

 北京五輪の閉会式(24日)で五輪旗の引き渡し後に行われた、次回開催地ロンドンのパフォーマンスには、往年のファンには懐かしい伝説のロックバンド、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジらが登場。黒のロングコートを着た独特のスタイルで汗を浮かべながらギターをかき鳴らすと、スタンドからため息が漏れた。

 しかし、最も会場を沸かせたのは「トリ」で登場したサッカーのスーパースター、デビッド・ベッカム。ロンドン名物の2階建てバスから早変わりした舞台に、サッカーボールを手にいつものほほ笑みを浮かべて登場すると、会場の熱気は最高潮に。右足でけり上げたボールは、会場のボランティアの奪い合いになった。

タイトルの意味…そう思うのが賢明に感じた。
開会式を閉会式を彩るスタッフの笑顔も上層部から圧力をかけられて作られてるものにしか見えなかった。
数千ものアクターたちが寸分の狂いもなく合わせて見せるパフォーマンスも、いかにも“人民統制”をまるで美しき姿と勘違いしてるようで失笑しかできなかった。
(今回も花火はCGかい??)

正直、時期開催都市のロンドンのパフォーマンスの方が受け入れられたかも。

オリンピックは素晴らしい。
ただ北京で開催された事での付加価値は微塵も感じる事が出来なかった。
北京から離れていたとはいえ、ウイグル自治区でのテロが起こったり、施設建設に際して強制的に立ち退きを命ぜられた人達が五輪を他国のイベントのようにTV観戦している…そんな中国の裏側事情の方も本編(?)に負けないくらいクローズアップされてたと思う。

それと…TVを通してもよく伝わってきた『反日五輪』を、
一生忘れる事はないだろう。

ニッカンにこんなコラムも載っていたので目を通していただきたい。


この国を永遠に去る前に見ておきたいもの (河崎三行)

試合当日の夜に書いたのではとてもじゃないが感情的になってしまうと思い、一日寝かせていた題材がある。
日本-アメリカ戦が行われた、工人体育場のスタンドで目にしたものについてだ。

(中略)

不快に思ったことの第一は、スタンドの数少ない日本人がなでしこジャパンに声援を送ると、周囲の中国人からブーイングの声が上がったことだ。
中国をけなしているのではなく、自国に声援を送る日本人にさえブーイングをして当然という彼らの精神構造がわからない。しかも物心のついていない子供までが面白がって一緒にやっている。横にいる親も「みっともない真似はやめろ」と止めるわけでなく、へらへら笑って我が子のやることをながめている。北京五輪のスローガン『同一個世界 同一個夢想』が聞いて呆れる。03年男子アジアカップ中国大会の日本の出場試合や、昨年の女子W杯日本-ドイツ戦での中国人観衆の礼を欠いた態度に国内外から批判が集まり、北京五輪では節度ある応援が呼びかけられていたのではないのか。

(中略)

しかしそれにもまして信じられなかったのが、公式大会ボランティアが取った行動である。
後半途中、アメリカが少々日本に押されている時間帯のことだった。突然一人の若い女性ボランティアがスタンドの通路最前列にピッチを背にして立ち、チアスティックを持って周囲の観客の応援を先導し始めたのである。なんと言ったか。
「美国加油!(アメリカ、頑張れ!)」
耳を疑った。お先走りの観客ではない。見慣れた青いポロシャツを着た、公式の大会ボランティアなのである。全世界から来る観客の便宜を図るために配置されたスタッフの一員なのだ。
よく見ていると応援を先導している女の子から少し離れたところで、彼女に身振り手振りで指示を送っている男性がいる。彼も学生と思しき若さだったが、頭にヘッドセットをつけてどこかと『交信をしながら』女の子をコントロールしているのである。そしてひと通り場を盛り上げると、このペアは隣のブロックに移動してまた「美国加油!」をやる。
わざわざ書くのも馬鹿らしいが、オリンピックの大会公式ボランティアはあらゆる国に対して中立の存在である。世界中のどの国で行われるオリンピックでも、ボランティアはこのようなことをしないし、また許されない。よっぽど彼らを追いかけていって、自分達の行為にどんな正当性があると思っているのか、誰の指示を受けてそんな中国の未開さを晒すような真似をしているのかと聞き出したかったのだが、試合取材が第一だったのでぐっと堪えた。
百歩譲って準々決勝の日本-中国戦の時のように、公式ボランティアが観衆に中国の小旗だけ押し付けるぐらいなら試合の当事者であるし、そうまでして自国を勝たせたいいじましさもわからないではない。本当はこれとて許されることではないが、大目に見てもいいかという気はした。
しかし中国など何の関係もない日本-アメリカ戦で、なぜ公式ボランティアがわざわざアメリカへの応援の音頭を取らねばならないのか?
件のペアを遠隔操作していたのが運営側=北京オリンピック組織委員会=中国政府であることは疑う余地がない。国ぐるみで、日本が好成績を挙げることの邪魔をしたいらしい。子供達への反日教育や日本に関するメディア報道のコントロールにも通じる、国策の一環というわけだ。だったら始めから、北京五輪への日本選手団の参加自体を拒絶すればよかったのだ。
こんなもの平和の祭典でも友好の掛け橋でもなんでもない。オリンピックのガラクタである。

(以下略)


 

たぶん中国首脳は「この世界的・平和的祭典は大成功に終わった。あらためて中国の威信を世界に対し示す事が出来ただろう」なんてアホ過ぎる事を言うんだろう。

そして国民に向けて、そして世界に向けて。


nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。